榊原記念病院の高梨秀一郎先生を招聘し、HOCMに対する左室形成術を行いました。まず、上行大動脈を切開し、大動脈弁越しに、左室流出路を狭窄している心筋を切除、これでは不十分と判断して、心尖部を切開して、不要な筋束の切除を行いました。術前に認めた僧帽弁閉鎖不全も著明に減少しました。高梨秀一郎先生は広島の御出身であり、広島大学のためにこれからも支援していただけることとなりました。