【肝胆膵外科】外科治療実績
第一外科 肝胆膵外科グループにおいては、消化器手術の中でも、特に膵外科、肝臓外科、胆道外科治療をメインテーマとして取り組んでいます。
日本肝胆膵外科学会認定の修練施設(A)認定の施設です。
広島大学病院は、日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医修練施設(A) 認定施設で、広島県下に5つある修練施設(A)の1施設で、広島県下の肝胆膵外科の中心的役割を担っています。
肝胆膵外科領域の診療では、消化器外科領域の中でも特に、膵臓、胆道、肝臓に関する専門的な知識が要求され、また、手術自体の難易度が高く、高度な技術が要求されます。
第一外科 肝胆膵グループには、日本肝胆膵外科学会指導医・専門医4名のスタッフが在籍しており、診療にあたっております。
主要な外科治療実績
1、膵手術
膵癌に対する膵頭部切除、膵尾部切除術
膵良性・境界悪性疾患に対する膵縮小手術(膵部分切除・中央切除、脾臓温存膵体尾部切除)・腹腔鏡下手術
慢性膵炎に対する膵ドレナージ手術
2、胆道手術
胆道癌(肝内胆管癌、肝門部胆管癌、遠位胆管癌)に対する、葉切除以上の大量肝切除
3、胆嚢良性疾患
胆石症、急性胆嚢炎、胆嚢腺筋腫症に対する胆嚢摘出術
膵胆管合流異常症、胆道拡張症に対する胆道手術
外科手術数
当グループが行っている外科手術は件数は、膵手術は年間100件前後、葉切除以上の大量肝切除手術は年間約20例です。
胆石症・急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術をはじめとする胆嚢良性疾患に対する外科治療は、年間40~50件行っています。
年間外科手術件数 膵手術・肝切除術