ロボット支援下膵切除術
当科では、2022年7月よりロボット支援下膵切除を開始しています。ロボット支援により緻密で繊細な手術が可能となり、出血量は極めて少なく、患者様の術後の負担も大幅に軽減しています。安全に行うことが出来れば、非常にメリットの高い手術方法です。
2023年7月現在まで、膵体尾部腫瘍を対象に、15例にロボット支援下膵切除を施行しています。開腹移行例や重篤な術後合併症なく、安全に退院されています。
上村 健一郎 准教授が、日本内視鏡外科学会 ロボット支援手術プロクター*(膵臓)認定 http://www.jshbps.jp/uploads/files/p_230711.pdf を取得しました。当科では、今後ともロボット支援下手術を安全に推進してまいります。
*ロボット支援内視鏡手術の手術手技において、術者として標準的な技量を取得し、他者によるロボット支援手術を円滑且つ安全に指導できる指導者。