広島大学大学院 医系科学研究科 外科学

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MESSAGE

当院からのメッセージ

一人の患者さんのために、
大学病院の知を集める。

膵がんと診断され、不安や戸惑いを感じておられる患者さん、ご家族の方も多いことと思います。

膵がんの治療は、単に「手術ができるか、できないか」だけで決まるものではありません。病気の広がりや性質、治療への反応、患者さんの全身状態などを詳しく評価し、どの治療を、どの順序で、どのタイミングで行うかを考えることが重要です。

広島大学病院では、外科だけで治療方針を決めるのではなく、消化器内科、腫瘍内科、放射線診断科、放射線治療科、病理診断科をはじめとする複数の専門領域が連携し、それぞれの専門的な視点から治療方針を検討しています。

手術が可能と考えられる患者さんには、適切なタイミングで安全かつ質の高い手術を行うことを目指します。一方、診断された時点では手術が難しい場合にも、薬物療法などによる治療効果を慎重に評価し、その後に手術という選択肢が生まれる可能性について継続して検討します。

また、大学病院には診療だけでなく、研究と教育という役割があります。日々の診療から得られた知見を研究につなげ、新しい治療法や、より良い治療戦略の確立を目指すこと。そして、これからの膵がん医療を担う医療者を育てることも、私たちの大切な使命です。

科学的根拠に基づく医療と、
一人ひとりの患者さんに向き合う診療を。

膵がんの治療には、難しい判断を必要とする場面があります。だからこそ私たちは、一つの診療科、一人の医師だけで考えるのではなく、大学病院のさまざまな専門性を集め、患者さん一人ひとりにとってより適した治療を考えていきたいと思っています。

患者さんとご家族が病気や治療について十分に理解し、納得して治療に臨めるよう、私たちはともに考え、支えてまいります。

広島大学大学院医系科学研究科
外科学胆膵外科