広島大学 第一外科

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【小児外科】小児外科で多い病気 漏斗胸に対する低侵襲鏡腔鏡下手術 

 

1.漏斗胸とは?

漏斗胸とは前胸部が落ち込んでいる病気です。

 

2.頻度

0.06~0.3%といわれています。男性が圧倒的に多い(75~80%)病気です。

 

3.治療

手術の適応となるのは、胸部の凹みが強く、それにより喘息様発作がある時や、心臓の超音波検査で異常があると言われた人も手術が必要でしょう。
そのほか、小さい子供さんではあまり気にしないことがありますが、大人になっても胸が凹んでいますと、それが心に大きな負担となってしまうこともあります。

 

4.治療方法

当科では最小の手術侵襲で行えるNuss(ナス)の手術を積極的に行っています。この方法は胸の内側に入れた金属のバーで凹んだ胸骨を持ち上げる方法です。

バーは2年から3年で抜去します。

             

         【手術前】                      【手術後】

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